免税店で買い物をしよう!“TAX FREE”と”DUTY FREE”の違いとは?
空港や観光スポットで目に入る免税店。その名の通り、税金が免除されるお店なのですが、“TAX FREE SHOP”と“DUTY FREE SHOP”の違いをご存知ですか?今回は、免税店で買い物をするときに役立つ情報と、そのまま使える英会話フレーズをご紹介します。
TAX FREE SHOP
“TAX FREE SHOP”は、一般物品・消耗品の消費税が免除されるお店のことです。市街にあることが多く、「市中免税店」ともいわれます。利用はその国の「非居住者」に限られるため、元からその国に住んでいる人は、原則として利用することができません。
消費税は、海外で“value added tax”(付加価値税)と呼ばれており、それぞれの国、また対象商品によって税率が異なります。北欧諸国など、国によっては20%以上のところもあり、免税店で買い物ができるとかなりお得です。
DUTY FREE SHOP
“DUTY FREE SHOP”は、輸入貨物に課される消費税・関税・酒税・たばこ税等が免除されるお店のことです。主に国際空港の出国エリアにあります。出国エリアに入った人なら、日本に居住している人でも利用可能で、免税を受けることができます。
空港で出国審査を行ったあとは、「日本でも外国でもない」とされるため、税金がかかりません。特にたばこやお酒などを買いたい場合は、“TAX FREE SHOP”よりも“DUTY FREE SHOP”で購入した方がお得になります。
注意点
海外で免税品を購入したら、その場で開封してはいけません。国外で使用することを前提に税金が免除されているためです。開封したり、商品を使用してしまうと、出国時に税金が課せられます。また、国や地域によって、一定額以上の商品を購入しなければ免税対象にならないことがあるので、渡航先の規定を事前に確認しておきましょう。
免税店で使える英会話フレーズ
Is a duty free service available at this store?
「このお店で免税のサービスを受けられますか?」
How much do I need to spend to be eligible for the tax exemption?
「いくら以上買えば免税が適用されますか?」
Is tax included in this price?
「この値段に消費税は含まれていますか?」
I would like to use the tax free service.
「免税をお願いします。」
免税品を購入する際は、レジでパスポートや航空券の提示を求められるので、忘れずに携帯しましょう。免税店を上手に利用して、お得にお買い物を楽しんでみてくださいね。