日本人が間違えやすいカタカナ英語5選

日常会話でよく使うカタカナ英語も、海外ではまったく通じないケースはたくさんあります。ネイティブと話すときに恥をかかないように、きちんと理解しておきたいですよね。
今回は、日本人が間違えやすいカタカナ英語を5つピックアップします。

Fight / ファイト

応援するときによく使う「ファイト」は間違えやすいカタカナ英語のひとつ。英語では「喧嘩する、戦う」などの意味が強いため、「応援する」というニュアンスとは異なります。英語で「頑張れ!」と応援したいときは、以下のようなフレーズがおすすめです。

Good luck! 幸運を祈ってるよ!
Go for it! いけいけ!
You can do it! 君ならできる!
Keep going! この調子でいけ!

Smart / スマート

すらっとしていてスタイルの良い人に対して「スマートだね」などと言うことがありますが、これも誤ったカタカナ英語。スマートは英語で「頭の良い、気の利いた」などという意味があり、賢い人に対して使われます。
痩せている人に対して使うのは、”slim” / “slender” / “thin”などの単語が最適です。

Complex / コンプレックス

「欠点」という意味でよく用いられる「コンプレックス」ですが、英語では「いくつかの部分からなる、複雑な」などといった意味になります。
ちなみに、英語で欠点を表す言葉には”weak point” / “shortcoming”などがあります。

Claim / クレーム

店員に失礼な態度をとられたときや届いた商品が間違っていたときなどに使う「クレーム」ですが、英語では「断言する」「主張する」などといった意味となります。
日本語の「クレーム」に値する英単語としては”complain”が正解です。

例:I complained to the manager that the waitress was rude.
「私は、ウェイトレスの失礼な態度について、店長にクレームを入れました。」

Juice / ジュース

日本では、果汁の有無に関わらず、甘い飲み物はすべて「ジュース」と呼びますが、英語では果汁100%の飲み物のみ”juice”と呼びます。
日本語でいう「ジュース」は、英語では”soft drink”と呼びます。


カタカナ英語について「ネイティブは英語でなんと言うんだろう」と意識しておくと、すぐに思い出せるようになります。いざという時のために、チェックしておきましょう!

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