夏はホラー映画で涼もう!「恐怖」に関する表現の使い分け方

「恐怖」を意味する代表的な英単語に “fear” “horror” “terror” の3つがありますが、あなたは違いを説明できますか?
今回は、これらの単語の違いと使い分け方についてご紹介します。

fear

watch

“fear” は一般的な恐怖感を表す言葉です。原因や強さにかかわらず、あらゆる恐怖を指すことができます。日常生活の中で幅広く使われます。

She felt a deep fear of the dark, especially when she was alone.
彼女は特に一人の時に深い暗闇への恐怖を感じた。

His fear of heights prevented him from enjoying the view from the top of the mountain.
彼の高所恐怖症のために山の頂上からの眺めを楽しむことができなかった。

horror

see

“horror” は激しい恐怖や戦慄を意味します。グロテスクや恐ろしい状況、特に映画や文学で使われることが多く、長時間続く恐怖や嫌悪感を伴います。

The horror movie was so terrifying that he couldn’t sleep alone that night.
ホラー映画があまりに恐ろしかったので、彼はその晩に一人で寝ることができなかった。

She screamed in horror when she found a snake in her room.
彼女は部屋に蛇を見つけて恐怖で叫んだ。

terror

look

“terror” は極度の恐怖を意味します。瞬間的で激しい恐怖やパニックを引き起こす状況に使われます。作品に対してだけではなく、現実の恐ろしい事件などで使われることも多い単語です。

The city was gripped by terror as news of the serial killer’s escape spread through the streets.
連続殺人犯が脱走したというニュースが市中に広まり、市民たちは恐怖に囚われた。

The city was in a state of terror after the series of unexpected attacks.
一連の予期せぬ攻撃の後、その都市は恐怖状態に陥った。


それぞれの単語は異なる種類の恐怖を表すため、文脈に応じて使い分けることが重要です。英語表現のスキルを向上させるために、違いをしっかり覚えておきましょう!

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