「難しい」ってなんて言う? difficult / hard / toughの使い分け
difficult / hard / tough は、どれも「難しい」という意味を持った単語です。どれも耳馴染みのある単語ですが、どの場面でどれを使ったらいいか、困った経験はありませんか?今回は、これらの使い分けについてご紹介します。
hard=肉体的、精神的に難しい
“hard”は、肉体的や精神的に困難なときによく使われます。“hard”が表す「難しい」には、「きつい」や「しんどい」というニュアンスが含まれています。
It will be hard for me to move that dumbbell.
「私にあのダンベルを動かすのは難しいよ。」
It would be hard for him to continuing him career with him company.
「彼が今の会社で働き続けることは精神的に困難だろう。」
difficult=知識や技術がなくて難しい
“difficult”は、知識・技術・判断力などが求められる、複雑さを伴う難しさを指します。頭を使って解決するタイプの難しさは、“difficult”で表現します。
It is difficult to solve the problem.
「その問題を解決するのは難しい。」
It’s too difficult for me to fix your bike.
「あなたの自転車を修理するなんて私には難しすぎるわ。」
tough=厳しい、容赦ない
“tough”には「厳しい」、「容赦ない」という意味があり、“difficult”や“hard”よりも困難かつ辛辣な状況で使われる事が多いです。「骨が折れる(困難である)」と訳されることもあります。
Involving care for children every day was a tough job.
「毎日子供の世話をするのは骨の折れる仕事だった。」
It is tough for me to climb Mt.Fuji.
「富士山に登るのは私にとって難しい。」
いかがでしたか?難しく考えず、それぞれのニュアンスを掴んで、使い分けてみてくださいね。